日本脳炎について

年度当初(3月末策定)の予定では、6月24日に日本脳炎予防接種となっていたが、
以下のニュースを知ってどうなるのか、流動的になってきた・・・

政治ニュース - 5月30日(月)8時51分

日本脳炎の予防接種中止 厚労省、緊急の勧告


 厚生労働省は、日本脳炎ワクチンの予防接種を市町村が勧奨するのを中止するよう求める緊急の勧告を出すことを決めた。30日通知する。予防接種の中止勧告は異例。
 山梨県の中学生が昨年、接種後に、神経障害などが起きる急性散在性脳脊髄(せきずい)炎(ADEM)と診断され、接種の副作用が疑われた上、症状も呼吸管理が必要など特に重かったため。
 日本脳炎患者の発生が最近では年間10人以下と少なく、年によっては患者よりADEMなどの副作用の報告が多いことも考慮した。
 日本脳炎ワクチンは、市町村などが勧奨する「定期接種」として、年間400万人以上が接種を受けている。現在は生後6−90カ月の間に3回、9歳以上13歳未満で1回、14歳以上16歳未満で1回の計5回接種。 ADEMは脳や脊髄で損傷、炎症が起きる急性疾患で、頭痛や感覚・意識障害、まひが発生する場合もある。医師による副作用報告制度が始まった1994年以降、ワクチン接種後のADEMで厚労省健康被害認定を受けた患者は、10人を超えた。
共同通信) - 5月30日8時51分更新

うーん。今まで特に問題なかったんだろうに・・・
とりわけ、乳児の保護者にとっては心配でしょう。
その問い合わせに忙殺される保健所機関、その上部都道府県庁健康対策所管課、
さらに司令塔である厚生労働省・・・・
小児科が減っていることも、もしかしたら副作用情報が余り上がってこなかった
要因かも知れない、と邪推される。